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元OZ-DISCの田口史人氏の運営するショップ「円盤」発足のレーベル、
その名も「円盤」よりContiファーストミニアルバムを遂にリリース!


1st MINIALBUM
…OF'LOPIEN'素晴らしき機械の生命

[円盤/EBD-103] 特別付録:表題ショートストーリー
2004.11.3(Wed)RELEASE/\1,575(税込)\1,500(税抜) 販売元:円盤/流通:BRIDGE INC.
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全国のCDショップ、ライブ会場、MR.通販にてお求め下さい

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〜拓く未来は機械だらけ〜
ロボットに宿る生命の物語。
未だに薬物による肉体の機械化は進行し、子供達は反抗期。
現実より二万光年程離れた大陸に発達する大都会にて。
時代はメタモルフォーゼとリフレイン。
ドラムスとシタールで綴るショートショート。
語り部はContiの二人で御座います。




…OF'LOPIEN'/素晴らしき機械の生命



収録曲

1[20,000LIGHTYEARS./二万光年(LISTENING100)]
2[200347/7つの力]
3[LOPIEN/機械式人間製造薬品ロピエン]
4[REBOUNDCHILDREN/増殖する機械児]
5[METROPOLIS-in delusion world-/大都会]


原作[Lyrics]:Kobayashi Takuma/作画[Compose]:Conti



Executive Produced by 田口史人[円盤]
Sound Produced by 小林拓馬[Tunnel Rec.]
Recorded & Mixed by 鹿島誠[KISHINSYSTEM]
Mastered by 永田一直[円盤マスタリングルーム]
Illustration&Design by 鹿島信治[Kunoh magazines]
Sound Construction by harfvideo[Track.6]
新譜へのコメント[敬称略/到着順]

Contiの放出する音楽の背景に見えるメトロポリスは、手塚治虫と云うよりむしろ諸星大二郎ライクな奇々怪々さに満ちている気がするのだけど、その理由はやはりシタールのオリエンタルな響きのせいであり、狂った時を正確に刻む変拍子多用のドラムのせいであるのだろうか。「機械の生命」と云うがそのメカニズムはかなり人間臭いようだ。
ボギー [nontroppo/ヨコチンレーベル]

ロックで変拍子でメガネ。三拍子揃っている。スリリングでポリリズミックなアンサンブルは相当変だ。そして何よりContiの音楽には嘘が無い。等身大なのだ。本当に嫉妬するくらいカッコ良い仕上がりである。後はメガネ・ランクを上げるだけ!
進揚一郎 [Optrum/etc]

小学生の頃読んだ小松左京の小説や星新一のショートショートや鉄腕アトムを思い出した。大人になったらSF小説から卒業しなければならないというきまりはないがあの頃、空想科学物語が描いていた近未来に果たして我々は住んでいるのだろうか?世界の終わりを願うかのような描写で綴っていた物語り達。そういった意味でも少々レトロ感さえ漂うContiの今作、大の大人が2人も揃って終末を待ちわびているかのような、祈りのダンスのような、それでいて決して暗くないトーンの物語り。やはり今や「終わりや始まり」は願うべき変革の願望、なのであろう。かかってこい、アルマゲドン!
吉田肇 [PANICSMILE/etc]

コンチ。やっぱ、これってコンチネンタル?確かに大陸的な風味。大陸を車輪のちっちゃい手押し車で疾走。その上でエイジアンな風が吹き捲くり。ジェットコースターに乗ったらトルコあたりまで来ちゃったって感じだ。
イトケン [harpy/zuppa di pesce/d.v.d/DCPRG/etc]

民族音楽や古典芸能にうるさい人ならば、シタール+ドラムのバンド、と聴いて眉をひそめるでしょう。でも、流石に音楽は音出した者勝ち。Contiにおいては見事に勢いのある音楽に昇華され、我々昭和生まれ世代にはちょっとレトロな21世紀の音楽として聴こえてくるから面白いものです。
植村昌弘 [MUMU/etc]

あの頃のオレ達、反抗期、毎週ストリートに集まって歌ったものさ、”メトロポリス”!!そんなContiのニュー音源→→メトロポリスは勿論絶品、ニューアンセム、”ロピエン”誕生!!オレ達の頭ん中、ずーと ロピ&ロピ FxOxRxExVxExR !!!
AxSxE [NATSUMEN/SPACE KUNG-FU MAN/etc]

なんかサイケデリックSFロックって感じで嬉しくなってしまいます。
鬼怒無月 [bondagefruit/warehouse/Coil/Opabinia/etc]

手塚るみ子さんからのメッセージ
シタールとドラムという編成が大変に興味深く、またサウンドも民族っぽいものではなく、テンポあるプログレっぽい感じだったのはとても面白く気に入りました。ご存知のようにMusicRibitaから出した「AlayaVijana」もシタールの吉田さん中心のバンドです。おかげでシタールという民族楽器の時空やジャンルを超えた表現の豊かさを知り、最近とても興味を持っています。また私は"ドラムフェチ"でもあるので、ドラムとシタールというユニットはさらに心惹かれる部分でもありました。手塚作品をはじめ漫画からインスパイアされての創作ということですが歌詞を拝見すると、独特な思考やメッセージがあり、ちょっとした読み物のようですね。 また歌がシタールとドラムの中を滑るように、もはやひとつの楽器の旋律のごとく巧妙にサウンドとして組み込まれている状態は、個人的に魅力に感じました。人間の言葉というのは、会話という中では非常に意味ある記号の組み合わせですが、音楽という中ではひとつの楽器の音になることが出来ますよね。洋楽など言葉の異なる国の音楽でも、素直に受け入れることが出来るのは歌詞が音として聞けるせいからだろうと思います。もちろんバンドのメッセージは歌詞に込められているのですからそれを解読することも大切なんですが、個人的にはどうしても詞の内容を事細かく理解する左脳を働かせるよりまずはサウンドとしてどう耳障りが心地よく、右脳や感性を刺激されるかが音楽の醍醐味で、そんな音楽に心が動いてしまいます。そういえばシタールというのは、歴史や文化を語り継ぐ、言葉を語る楽器だと聞いたことがあります。そんなシタールと言葉の掛け合いをしているような、そんな印象も持ちました。シタールをはじめ民族楽器は、見えない"言葉"をもっていて、ちょっとした生物のようです。実は古代に宇宙から地球上へやってきた、異星人がシタールに姿を変えたんじゃないかと・・・「W3」のような漫画っぽい空想が掻き立てられますね。

発売日とライヴが11月3日ということで手塚治虫が生まれた日を特別な日だと思ってくださることを心から嬉しく思います。父・手塚治虫の創作が次世代には誰かの創作として蘇る。姿形は異なりつつも、魂spiritはくり返し、次の世に生き続ける。まさに『火の鳥』の輪廻転生が音楽の世界で実感できるわけです。音楽こそ目には見えないエネルギー。そしてそれもまた生き物ですから・・・。

どうか今後ますますのご活躍を心からお祈りしています。手塚るみ子 [MUSIC ROBITA]
雑誌レビュー
シタールとドラムスによる二人編成。というと民族音楽色強いまったりした音を思い浮かべそうだがそんなん全然。兄さんシタールの使い方間違ってんちゃいますか〜!?なスリルとスピードとテンションが三位一体となったリズミックなポリリズム変拍子!最初聴いた時グーニーズ3面で取得できるハイパーシューズをゲットした気分になりました(隠しアイテム!)。ナレーションなんだけどカチカチと音にハマる記号のような言葉がチカチカと色を放って、そんなSFじみた曲の輪郭を浮き彫りにする。……と、そこにあるのは未来都市!よく聴くと全5曲にストーリーがあってそれが全部つながってるという、まるで大長編映画を観ているような世界観。よく言う「映画みたいな音楽が作りたくて」な抽象さでなく、もう映画。いや、映画というより漫画。子供の頃、夢中で楽しんだ手塚治虫や藤子不二雄が持つあの空想SF漫画感。でもって特別付録の表題ショートストーリーがさらにその世界のディティールをさらに深める。音楽であり、小説であり、漫画である、好き勝手楽しめるめちゃくちゃコンセプチャルな作品。ハイパーシューズで旅した気分はあながち間違いでもなかったかも。カッコいい![indies issue Vol.19]

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